こんな本を読んだ その186
・・・ この数日来、風邪。咽喉~鼻の炎症がようやく治まってきた感じだけど、まだ山登りとかジョギングとかに出かけることの出来るコンディションにはあらず。休みの今日も、住処に引きこもって読書。
ということで、佐瀬 稔著 「狼は帰らず アルピニスト 森田勝の生と死」 中公文庫を読了。「“狼”と呼ばれ、20年間攀じ登ることしか考えていなかった孤高のクライマー森田勝。谷川岳、アイガー、K2と、なにかに復讐するかのように、森田は死と隣り合わせの岩壁に挑み続けた。登山界になじまず、一匹狼として名を馳せた男がたどった修羅の生涯を、迫真の筆に描く山岳ノンフィクションの名作(背表紙・解説より)」ということで。
本書に描かれている森田 勝氏は昭和12年12月生まれとのこと。もっと若い世代の人なのかしらんと思って読みはじめたんだけれど、ワシの親世代の人物だったとは。かみさんの職場の上司殿によれば、「ワタシ達の若い頃は、今みたいに遊ぶトコロなんて全然なくて、みんな山登りをしたものよ~」ということらしいが、そうした時代の極みを行っていた人物ということなんだろう。
解説には、「命がけで岩と氷の壁に挑むクライマーはごく少数となってしまった。かわって中高年のハイカー族が、マスコミの作り上げた百名山ブームにのって山々を席巻する(本書 P317)」と、今の登山界の状況に対する嘆息が。
・・・ うーむ。すごい人たちがいたのだなあと感じつつ、本書を置いたのでした。低山徘徊しか出来ないワシは
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