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こんな本を読んだ その203

・・・ さて。先月の12日にひさしぶりにシーバスを釣って以来、あれこれ悪戦苦闘してきたルアー作り  。今回の取り組みでも、納得がいかなくて何本途中で処分したことか。趣味として楽しく作るということが出来ない性分。消耗シマシタ。ま、しかし、先日(5日)、最終段階である塗装も終了。夕方から仕事だったけど、一気呵成に。残された工程は仕上げのディッピング×6回です。仕上がったら、此処に写真をアップします。見てね。

 

 で。バルサ材の削りだしとか、下ごしらえ的作業に取り組んでいる間は見向きもしなかった読書をする余裕も出てきた。買い置きしている未読の本も払底してしまっているので、大井 玄著 「痴呆老人は何を見ているのか」 新潮新書を再読。うーむ。この本は、看護や介護に携わる者にとって非常に有益な本。仏教における意識と無意識概念を用いて展開される部分は、ワシのような者には少々荷が重かったけれど coldsweats01 。それでも、認知症の中核症状が重くても、敬老思想に裏打ちされたゆったりとした環境の中でケアされるなら、困った周辺症状は出現してこないという指摘はしっかり踏まえておく必要があると改めて認識。

 ・・・ この本で紹介されている、アメリカのケアハウスにおける壮絶な数字(ケアハウスへの入所時評価で半年以内に死亡する可能性があるとアセスメントされた人は1%未満なのに、実際に70%超の人が死亡していたという調査結果(本書P53))は、去年の話題作、「ノーカントリー」の原題を思い出させてくれる(『No country for old man』 )。そんな国にしてしまわないように丁寧な仕事を心がけるというのが、看護職者が実践できる「愛国」ではないのかと思いながら読んだのだが。

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