こんな本を読んだ その224&225
さて。例年なら地元河口へ早朝出かけて青物を狙うんだけれど、何気なく出かけた漁港のタチウオが猛烈に好調で、今月は10回以上釣行している。行けば必ずヒット。冷蔵庫はタチウオで一杯。煮てよし、焼いてよし、ムニエル風にしてもよしということで、まあ、釣れる時に釣っておこうという算段。キャッチ・イート派なので。
そういうことで、釣行に忙しくて読書の方はぼちぼち。先日は、下川 博著 「弩(ど)」小学館刊を読んだ。鎌倉時代末~南北朝時代、「柿の渋」を商って豊かになった山村を舞台に、クロス・ボウ(ボウガンとも言うね)を手に野武士的武装集団と戦う農民たちの物語。面白かったです。物語そのものの面白さはもちろんのこと、いろいろと盛り込まれている歴史豆知識が興味深い。登山の雑誌を読んでいると「山、高きが故に尊からず」という文言があって、このことについては「高い山へ登ることだけがすごいということではなくて、登山する人の数だけ登山のスタイルがあってよいのですよ」という意味かと勝手に思っていたんだけれど。今回読んだ本によると、この言葉の後には「樹が有るを以て尊きと為す。人、肥えたるが故に尊からず。智が有るを以て尊きと為す」と続き、その出自は鎌倉時代に書かれた子ども向けの教科書なんだとか。・・・ なるほど。
2冊目は、川崎 健著 「イワシと気候変動」 岩波新書。頭がすっかりルアー釣りモードなので、ベイトフィッシュの最右翼である「イワシ」という言葉に図書館で即ヒット。イワシやサバ、サンマなどの魚たちは、「レジーム・シフト」という地球規模のバイオマス変動を繰り返しているのだとか。
ワシがルアー釣りを始めてぼちぼち20年になってくるけれど、始めた頃は地元の漁港へ真鰯の巨大な群れが入り込み、深夜の釣行の折、車のヘッドライトに驚いた魚群が水面で沸き立つようにはねる様が観察されたものだったけど。そんな光景も今は昔といった感。このことがまさに「レジーム・シフト」ということなのかしらん。この前から釣れ盛っているタチウオも、追い回しているのはイワシはイワシでも、カタクチイワシの方だし(料理をする時、胃の内容物を確認することが大切ね)。
ということで、今日も夕方からタチウオ狙いで釣行の予定。いい加減、疲れが蓄積してきたけれども。
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